社会での人間関係は難しい
以前勤めていた職場では、セクハラやパワハラに対する意識がとても高く、社内に電話相談室のようなものが設置されていました。
私も管理職をしていたので、人の上に立つものとしての心構えのような研修を受けました。
セクハラやパワハラというのは大変デリケートで難しいものです。
研修で受けた内容によれば、こちらにとって深い意味のない発言でも、受け取り側がセクハラやパワハラだと感じたらアウトなんだとか。
例えば、「髪型変わった?かわいいね」という何気ない一言でも、受け取り側が不快に思えばそれはセクハラとなる可能性があるとのこと。
難しいものです。
実は私自身、部下から「今の発言、パワハラですよね?相談室に電話します」と言われたことがあります。
私が特に深く考えずに発したある発言が、部下を傷つけてしまったようでした。
傷つけてしまったことを謝罪し、ことなきを得ましたが、さすがにその時は社会って怖いなと実感しました。
私の場合その程度ですみましたが、相談室に相談されて事が発覚し、辞職に追い込まれた方もいました。
聞けば、たちの悪いセクハラだったようなので、それは仕方ないかなと思いましたが。
仲の良い男性管理者は、特に若い女の子に対しては話す内容に気をつけている、と言っていました。
パワハラやセクハラという言葉が一般的なものとなった今の時代、誰にでもトラブルに遭遇する可能性はあります。
話す内容にも気を遣い、人間関係がこじれないように努力する。
これも、一社会で上手にやっていくには必要なことなのかもしれません。
失業期間からギリギリ再就職
失業保険が切れて、はや3週間。
ようやく次の仕事が見つかりました。
前の職場は知人に誘われて入った所でしたが、土日休みで今よりも収入が増えるからという理由で入りました。
しかし職場の人間関係が泥沼で社長との関係も悪くなってしまい退社。
その前にいた電柱の設置工事をする職場でもう少し頑張っていればこんな事にはならなかったと考えていました。
定期預金を切り崩して生活していましたが、ホテルのリネンを作る会社に入る事ができました。
失業保険の出る期間を考慮すると、ある程度次の仕事を見つけるまでに時間があったので、カレンダー通りの休みをもらえる職場という条件にこだわってハローワークに登録していました。
私の家族、友人からはそんな甘い時代じゃないと言われ続けましたがなんとか職が見つかってホッとしています。
こだわって良かったとも思っています。
新しい職場は自宅から車で45分。
かなり遠くなってしまいましたが、交通費も日に100円いただけるという事。
仕事内容は歯ブラシの製造、コットンと綿棒の袋詰めといったなんだか地道な作業ですが、景気が良くなるまではゆっくり、腰を据えて働きたいと思っています。
会社の人数は社長と奥さんとパートさん。
それから係長がいるくらいなので、おそらくアットホームな感じだと思います。
仕事は8割以上が人間関係だと言う事がわかりました。
今度の職場では、人間関係を大事にしながら頑張って行きたいと思います。