ありのままの自分を受け入れる

私は以前、自分に満足出来ず、周りからは「よくやってるよ」「よく頑張ってるよ」などと評価してもらえるけれど、自分では達成感がない、という辛い状況に陥ったことがありました。

それはとても苦しいもので、自分では自己評価が低いつもりはなく、完ぺき主義でもないけれど、他の人から低い評価を受けるのは怖い。
人に対しては、全くそんなことは思わないんですけどね。
今思い返せば、自己評価の基準がとても高く、自分自身に厳しすぎたのだと思います。
心がとても苦しかったのを覚えています。
ある日、「ちゃんとやらなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」という思いが蓄積しすぎて、爆発してしまいました。
その瞬間、「どうでもいいや」と思ったのです。
勿論、仕事はきちんとやりましたが、こんな風に自分の評価を自分で下げても、意味ない事にそのとき気づけました。
そうすると、不思議と、自分の今の仕事や状況に感謝が芽生えてきました。
そのうちに、何も変わってはいないのですが、自分で自分を評価することができるようになりました。
自分は自分だし、ありのままでやってみようという気持ちに不思議となれたのです。
そんな気持ちになれたら、仕事で焦っていたことも自分に対する不信感も、なくなって、ストレスも自然と減りました。
勿論、ストレスがゼロになったり、仕事のミスがなくなるというようなことではありません。
たまには、「もっと頑張らなくちゃ」と昔の自分に戻ったようになりますが、そんなときには落ち着いて、等身大の自分自身を受け入れるように意識しています。

新たな自分発見

今回、大学の先輩に誘われて女だてらに警備のバイトをしました。
これが面白いことに自分発見に役立ちました。

最初はバイト代の良さだけで引き受けました。
テレビ局の駐車場の警備で朝が早いのがネックでしたが、受験勉強も基本的に朝方だった私はそれほど苦でもなく、何日かすれば慣れてきました。

駐車場警備には利点があり、高級車がずらり並んだ景色が見れますし、仕事中は涼しく、自由度も高いです。
極めつけは芸能人の素顔が見れます。

しかし突然事件が起きたのです。
女性の悲鳴にかけつけたところ、バックをひったくろうとしているヘルメットの男が目に入り、必死で男を取り押さえました。

空手を小学校の時ずっと習っていたのですが、とっさに空手の技が出ました。
この事件をきっかけに護身術として女性も空手は必要だと思い、また習い始めた私です。
身体はいつまでも覚えているもので、初日から、動きは非常にスムーズなものでした。
(愛車の動きをチェックする輸入車車検のさくら車検)

ただし、肉体は悲鳴を上げ、後日、じわじわと襲ってくる筋肉痛は実年齢を実感するものですね。
ところがその筋肉痛も、痛いながらも懐かしいやらで、俄然、やる気が出てしまったのです。

そして今日現在、ゆとりある身体も徐々に締まって、過去最軽量の体重になり肌艶もハリがあって一石二鳥でした。
週に二回の稽古が待ちきれず、自宅でも自然に身体が動いてしまいました。

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