ニートの増加
今年の春に大学を卒業したのは56万人。
その中の5.5%にあたる3万人が、就職や大学院への進学、アルバイトなどを決めておらず、いわゆる「ニート」状態で卒業したそうだ。
3万人が多いのか少ないのか分からない人数だが、5.5%と言われたら多い気がする。
学校が知らないだけで、アルバイト先を決めたりしている人もいるかもしれない。
アルバイト先からの社員昇格ということもある。
しかし、卒業する時点では決めていないというのは、なんだかもったいない気がする。
せっかく大学に数年通ったのに、と親は思うのではないだろうか。
絶対に大手企業でないと!とは思わないが、今後どうするか決めるために通ったのだから、何かしら決めなくては。
女子短大生と話す機会があるが、ニートになりそうな子がすでに一年生にもいる。
ついこの前ルンルンと入学してきたのに、もう嫌気が差している。
何かに打ち込んでいたのに夢が壊れてもう辛い!というほど学校に来ていないし、ただただサボり癖がある子。
「やる気」「モチベーション」といったことは人がどうこう出来るわけじゃない。
しかし、この部分が一番大事なのだ。
やる気が出るまで放っておいたら焦るだろうと思ったら、気がついたら卒業間近。
周りの大人としてやる気が出るまで、モチベーションが上がるまで待っているだけではダメだと思った。
やる気、モチベーションが上がる仕組みを作れば良いと思うが、その意図を分かってくれないと意味がない。
そこまでやるからまた「ゆとり」と言われてしまうのだろうか。
夢とやりたいことの違い
小さい頃はお花屋さんになりたいと言っていました。
べつに特に理由はなかったのでその夢はすぐに終わり、次は作家になりたいと言っていました。
これは結構長かった。
大学生くらいまで作家になりたかったです。
でも、実際にあまり本を読まなくなってしまったので、自分が読まないものを書いてもなぁ、と思うようになりました。
よく芸能人がテレビで、私はテレビ見ないんです、と言っているのに違和感を覚えるからです。
そしてある時、シナリオライターになりたい!と思い立ちました。
ドラマは元々好きでしたが、それからさらに見るようになりました。
シナリオの学校にも通いました。
最終的には、あまり自分の思い通りにかけないということがわかってこの夢はやめました。でもその時でモチベーションの違いはあれど、10年くらいつづいた夢でした。
今もやりたいことはあります。
ですが、「将来の夢」という言葉はもう使えませんね。いつの間にか。
もう大人なのに将来って、と思ってしまいます。老後とかを考えて将来というなら分かりますけど。
昔は、将来の夢なんて語るやつは恥ずかしいとか言う人を恥ずかしいと思っていたけれど、さすがにこの歳になると、夢を語るのは恥ずかしいですね(笑)
でも私は何かを追いかけていないとダメなたちなので、常にやりたいことや目標は持っています。
たとえそれが叶わなくてもなにかないと努力できないし、頑張れないし、なによりつまらないんですよね。
夢、なんですが呼び名は変えて(笑)