人間関係を円滑に

社会に出ると、学生時代よりも多種多様な人たちがいて、なかなか円滑な人間関係を築くのが難しいように思います。
そこで、人間関係をより円滑にするために最も良い方法は何なのか、考えてみました。

私自身が良いなと思ったのは、「人の話をとことん聞くこと」です。
誰かに「こうしろ」と言われたことを鵜呑みにするのとは違います。
人に言われた通りにするわけではなく、相手が話す内容をとことん聞いて、自分の意見を主張するのは少しだけにしておくのです。
人の話を黙って聞いていると、「いやいや、それは・・・」とか、「そんな考え方おかしいんじゃない?」とか、色々と心の中に浮かんできて、ついつい口からこぼれそうになりますよね。
しまいには、何度も同じ話をされたりなんかして。
それでも、聞き役に徹するのです。
きちんと最後まで、相手が話している内容を中断せず、聞いてあげるのです。
それも、興味を持って(持ったフリをして)。
これは、簡単には出来ることではありませんよね。
右から左へ流すのなら、まだ出来るかもしれませんが、誠意を持って聞いてあげるとなると大変です。
自分の意見を交えずに、とにかく相手の話を聞く、ということは、相手を尊重するということです。
つまり、相手の話している内容、相手が正しいと思う内容、相手の意見、全部を尊重するのです。
それにより、人間関係はとても円滑になります。
自分にはストレスが溜まってしまうことかもしれませんので、そこは上手に別の場所で解消してくださいね。

新入社員が人間関係で悩んだときは?

人間性の基本は挨拶から

人間性を高めるには、いろいろな経験を積むことが必要だと思います。
いろいろな人と出会い、自分とは違う価値観に触れる事で自分自身の考えや価値観を鑑みる事ができます。
人との繋がりの第一歩は挨拶をかわす事です。

どんなに仕事ができる人でも、素晴らしい特技がある人でも挨拶がきちんとできない人は、よい友達や同僚との距離を縮めるまでに時間がかかってしまいます。
人見知りでなかなか挨拶が苦手な人もいるでしょうが、相手がしっかりと挨拶をしてくれているのにそれに答えられないだけで、距離が生まれてしまう事もあります。
挨拶といっても、おはようやこんにちはだけではなく、お礼も含まれています。
お世話になった人には心を籠めてお礼をする事も大切な挨拶の一つだと思います。
礼儀やマナーがしっかりしている人は、常識があるだけではなく相手の気持ちを考える事が出来る人だと思います。
相手の気持ちを考える事ができる人には自然と人が集まってきます。
人間関係を広げる事で視野も広がり、新しい経験をする機会も多くなります。
多くの人と接すると、失敗をする事や苦手なタイプの人に会うこともあります。
そう言った経験は自分の言動を見直すよい機会になります。
失敗を恐れずに、チャレンジする強い心と同じ失敗をしないために工夫をする事で自分の成長に繋がります。
苦手な人だからと言って、挨拶もせずに避けるのではなく、相手を受け入れお互いにちょうどいい距離を保つ事努力をする事で人との距離の取り方を学び、自分の許容範囲を広げる事ができるのだと思います。

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