確定申告のシーズン

年が明けて、「確定申告」という言葉をよく目にするようになりました。
会社員ではありますが、小額ながらも、お金を運用している私としては、やはり気になります。

自営業の友達は、毎年確定申告を行っていますが、会社員の場合は、会社が年末調整で所得税の精算をしてくれるため、確定申告は不要ですよね。
しかしながら、確定申告が本来は不要な人も、所得税控除や税額控除の要件に該当する場合は、確定申告を行ったほうが良いのです。
払いすぎた分の税金が戻ってくるのです。
具体的に、一体どれぐらい戻ってくるのかは、所得や該当する項目によっても変わってきますが、所得控除金額の合計が20万円だとするならば、年間給与所得300万で約2万円、400万で約4万円税金が還付されることになるようです。
私は、証券会社の口座を「特定口座」ではなく「一般口座」で持っているため、証券会社にお任せすることは出来ません。
また、寄付もしているので、その分も返ってきます。
ということで、今年は初めて確定申告をやってみることにしました、
前々から思っていましたが、こういう税金やお金のことって、誰も教えてくれないですよね。
学生時代から、どうして教えてくれないのでしょうか。
自治体や税務署に行けば、相談窓口は設けられていますが、確定申告前のシーズンだと、とっても混雑しています。
自分で色々と調べていて思うのは、知らない人が損をする仕組みになっているということです。
税金に対する基本的な知識は、誰も教えてくれないならば自分から率先して学んでいくしかないですね。

日本の税

年末調整の時期がやってきました。
去年まで学生だった私が所得税に関わるのは仕事だから仕方がありませんが分からない事ばかりです。

ただ、自分の税についてよく知る事ができたので良かったと思っています。
まず社会保険料控除というのがあって国民年金の支払った額を保険料控除等申告書に書く事ができました。

この保険料分と税金分、所得から引かれるようです。
所得税からは年金額、健康保険料が収入から控除されているので当然かもしれませんが。

社会に出て、税に関わる仕事をして(普段は経理なので専門家ではない)国に納める税金というものに近づいた気がします。
社長、部長、課長、係長、チーフ。
それぞれ税金の額が違いますがやはり、上に行く程税率は上がっています。

ただ社長は確定申告をしているらしく、最後の税金までは見えていませんがかなりの控除を受けているようです。
消費税が増えるようですが、こうした所得の多い人からとったら良いと言う声が良く聞こえます。確かに今の税制度だと所得の多い人ほど税金をとられるように見えますが、救済の部分も多いのではないかと感じています。
経費と言う名目で所属税の控除が数多く存在するからです。

今の日本経済を考えると消費税増税は仕方の無いことなのかもしれませんが、社会全体の事を考えれば、こういった上位所得者の救済を減らすという事も、必要なのではないかなと思いました。
これは当然私が勤務する会社の社長には言えない事ですけれども。

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