好きなものを先に食べる私の伸びしろ

ご飯を食べる順番って幼いころから人間性が出てきます。
先に好きなものを食べてしまう子もいれば、最後まで好きなものを取っておき時間がなくて食べられなかった子、人それぞれ思い出があると思います。

私はちなみに最初に好きなものを食べるタイプでした。
その話を友人にすると「伸びしろがないタイプだね」と言われてしまいました。
でも、先に食べるには理由がしっかりとありました。
先に食べた方が、まず美味しいものを大好きなものを「美味しく」食べられることができます。
お腹がすいている状態で一番初めに口にするものは何でも美味しいと思っているからこそ、だったら美味しいものを食べたいと思うのは人として当然です。
だから、後から食べると美味しく感じるものが「あれ?いつもよりも…?」なんて感じてしまうと子ども心にもったいないと思っていました。
そして、好きなものを食べられれば、あとは自由に順番なんて気にしないで食事を進められると思いました。
もしも、好きなものを後回しにしていたら、ずっとそのものが気になってしまいどうしようもなくなってしまいます。
好きな物の前に嫌いなものを食べたら、その後味が残ってしまうのではないか…と不安にさえ思ってしまいます。
そして、好きなものを食べた方が何よりも気持ちがいいからです。
取っておくなんてもったいないという思いが私には強くあるのです。
だからこそ、友人に伸びしろがないと言われてしまうのでしょう。
でも、そんな好きなことは先に、嫌いな事は後回しする自分は大人になってもやはり
成長せずにそのままです。
未だに伸びしろがない私、もう伸びることもなく、息子にはいつも好きなものは後回しで食べるといいよと言ってしまう自分が情けなくも思います。

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