喜怒哀楽
日常生活を送る上で、自分を苦しめたり悩ませたり、ストレスやイライラする原因を作ってしまう人たちがいます。
例えば、電車内で大声で電話をしている人、順番待ちの列に平気で割り込んでくる人、とても迷惑な危険な運転をする人、話の腰を折る人、など、きりがないです。
そんな行動は、許しがたく、ついつい頭に血が上ってしまいます。
でも、不快な人間に対していちいち腹を立てていては、穏やかな生活は送れませんよね。
四六時中ストレスを感じていては、せっかくの人生が楽しくなくなってしまいます。
プライベートであった嫌な事を引きずってしまうと、仕事に影響が出てしまったり、ケアレスミスの原因になってしまうかもしれません。
心を乱された状態が長く続いてしまえば、本来のやるべきことに集中できず、意識が散漫してしまいます。
良い人でいなければならないと無理をしてしまうと、余計にストレスが溜まってしまうかもしれないので、喜怒哀楽を表現してしまうのは良いことかもしれません。
必ずしも穏やかな人間でなくてもいいのです。
自分の中にイライラがあったとき、それを一人で溜めてしまえば、更にストレスは増えていきます。
周りの人に当り散らすのはよくありませんが、そのイライラには素直になってみるほうが、逆にすっきりして、すぐに穏やかでいられるかもしれません。
自分の感情を無理に押さえつけていることで、どんどん自分の心は苦しくなっていきますよね。
嬉しいときは、思いっきり喜んで、悲しいときは思いっきり悲しむ、人間らしくて良いのではないでしょうか。
海外の人は喜怒哀楽を素直に表現
私は、アメリカに高校・大学と8年間、留学していました。
個人的には、海外の人の方が喜怒哀楽を表現を素直に表現するので、比較的感情を読み取りやすいように思います。
後、下手に謝ると弱みに付け込まれてしまうことが多いように思うので、謝る以外の方法でトラブルを回避するほうが後々良いことが多いです。
そういう意味で、自分を主張するというのはとても大切だと痛感しました。
日本人は、謙虚に、相手を尊重して…という考えが一般的だと思いますが、海外では「まず自分!」という考えが一般的だと思います。
自分がどう思ったか、どう考えているのか…ということを問われる機会がとても多いです。
そういう意味では言ったもの勝ちという印象が強いので、とにかく(失礼にならない程度、我儘過ぎない程度にですが)ガンガン自分を出していくと案外人間関係がスムーズにいくような気がします。
そういう意味では、おとなしく、物静かな人よりも、下手でも笑顔でとにかく話す人の方が好かれる傾向にあるようです。
(そして、そんな感じの人の方が語学力向上のスピードが早い。
)
とにかく、先入観を捨てて相手を受け入れること、それから自分をさらけ出すことを恐れない事が成功の近道のような気がします。