信頼関係の回復
仕事で何か大きな失敗をしてしまった場合、周りからの信頼を取り戻すのはとても難しいことです。
会社というのは、仕事ができるか、できないか、のどちらかで価値を判断されてしまう、とてもシビアな場所です。
仕事の失敗は、仕事で取り戻すしかないのではないでしょうか。
とにかく、ひたすら誠実にまじめに確実に仕事をしていけば、いづれ信用を取り戻すことができると思いますし、結果を出せば、信頼が回復していくのではないでしょうか。
しかしながら、信用回復に努めたいあまりに、出来もしない仕事を安請け合いするのは危険です。
結局、出来なかった、では、益々信用を失ってしまう結果となります。
仕事の質を高めることは、とても重要なことです。
とある調査結果によれば、会社の人間関係で悩んでいる人は、2つのタイプに分けられるのだそうです。
一つは、自分はどの会社でも人間関係が上手に築けない、という人。
二つ目は、これまでは人間関係で悩んだことなんてなかったのに、今の職場になって人間関係がうまくいかない、という人。
前者は、自分を変えることで、人間関係は改善されていく傾向が高いのに対して、後者は環境を変えることで問題が解決される傾向にあるのだそうです。
つまり、人間関係の修復には、自分を変えるのか、環境を変えるのか、どちらかだということです。
他人を変えるのはとても難しいことですから、相手を変えようとせずに自分を変えることが、トラブル解決の近道なのかもしれません。
そのなかで、客観的に自分を見て、自分に何が足りないのか見極めてみましょう。
今までに経験した仕事「物流業を経験して」
私は今の職場に勤める前は、物流の仕事に就いていました。以下、私が経験した物流業についてご紹介します。
私が配属されたのは物流センターで、その物流センターでは、医薬品、機会の部品、外資系ベビー用品の保管、入・出荷を行っていました。
その中で私が担当したのは医薬品で、私の業務は、お客さんから送られてくる出荷データを元に伝票作成や、入・出荷で数に変動のあった在庫データの管理でした。
現場の医薬品担当作業員は、男性が3名ほどで、パートの女性が20名ほどいました。私は主に事務処理がメインでしたが、繁忙期には現場に入る事も珍しくはありませんでした。
医薬品は、人の口に入るものだからと、とても厳しいチェックのもと、作業が行われました。また、商品の外箱に傷がついていようものなら、即返品なので、梱包の際など、みんなとても気を使いながら作業をしました。
帰宅時間は平均9時頃で、多忙な時には深夜3時近くまで会社にいた時もありました。
またその日の作業がはやく終わったとしても、他の現場が終わっていない時は、お手伝いをする事も多々あり、定時で帰れたことはほぼありません。
また物流業に限った事ではないかもしれませんが、お客様の言う事は絶対です。
ある繁忙期に、定時過ぎに送られてきた出荷データにおいて、その日中に出荷しろという指示を受けました。
そもそも出荷データの遅れというのも、そちら側のミスで、理不尽ではありますが、従うしかありませんでした。
そのように毎日忙しく働いている内に体調を崩し、今の職場に転職しました。
今の職場でも大変だと思う事もありますが、前の職場に比べれば職場環境や人間関係でも恵まれているのかなと思います。しかし、普段の生活ではあまり馴染のない業界で働け、とても良い経験ができたとも思っています。