自分を信じる
自分に自信がある人ってどれぐらいいるのでしょうか。
自分を信じている人は、そんなに多くないように感じます。
それは、過去の自分の経験から、自分への自信を持つことができないからではないでしょうか。
もしも自分を信じることが出来れば、将来に不安など感じないんだろうなぁ、と思います。
自分を信じるためには、何が必要なのでしょうか。
それは、自分というものをしっかり分析することではないでしょうか。
自分にはこんな長所と短所があって、こんな経験をしてきたからこんな性格になって、と。
自分の短所を沢山思い浮かべるのではなく、長所をしっかりと褒めて伸ばしてあげたいものです。
勿論、短所は反省し、改善していきたいですね。
短所ばかりを責めて、自分で自分の自信を無くすのはとてももったいないことです。
人間は完璧でないから面白く、人間味を感じることができます。
自分に沢山の欠点や過ちがあるからといって、自分を否定するのではなく、今のありのままの自分を受け入れたいものです。
きっと自信にみなぎっているように見える立派な人も、様々な失敗を犯してきて今があるはずですから。
自分を信じて成長しようと高みを目指し、自分が幸せになれるような生活を送ることが大事ではないでしょうか。
人からなんと言われようが、なんと思われようが、自分だけは自分を信じてあげましょう。
自分の選んだ答えに間違いなどありませんし、自分の価値は自分だけが決めるものです。
自分が信じなければ、誰が信じてくれるでしょうか。
努力をして自信を
子供の頃からずっと、自分の良いところが見つけられず、それがコンプレックスになっていました。
特別可愛いわけでもないし、運動も勉強も普通。
面白いわけでもないし、人気者にもなれない。
優しい・明るい・真面目と言われた事はありますが、「そんなのは誰に出も言える事なんじゃないか、私は結局特別な事はないんだ」ってひねくれていました。
でも、あるきっかけで私は自信をつける事が出来ました。
何も取り柄のない「ただの人」でも、やるべき時には絶対に力を発揮する事が出来ると思えるようになったんです。
それは中学の時でした。
私と成績がほとんど一緒だった友人が、ある日突然テストで90点以上ばかりとったのです。
いつもは私と二人して平均点ぐらいだったのに。
「いきなりどうしたの?」って聞くと、「今回は勉強頑張ってみた」と言いました。
ただただ驚きでした。
同じ人物だとは思えませんでした。
そして、「やれば出来るって事なんだ」と知りました。
私はそれから頑張って勉強しました。
高校入試前は毎日徹夜で勉強していました。
わざと自分の今のレベルよりもちょっと高いところを第一希望にして。
その結果、見事合格できたのです。
「やれば出来る」って事をこの身で実感した瞬間でした。
特別なものは何も持ってはいません。
でもそれでもやらなくちゃいけない事は山ほどあるわけです。
小さい事でも積み重ねていけば大きくなります。
諦めずに出来る限り以上の事を目指してやってみたら、いつかは特別な自分になれるかもしれません。
私はまだまだ頑張ります。