社内での信頼関係
社会に出て、学生時代とは全く違う、沢山の人たちと関わるようになると、仕事や職場での人間関係の悩みも増えることが多いかと思います。
転職の理由として、「キャリアアップ」などのようなポジティブなものもあれば、「現在の職場内での人間関係の悩み」などネガティブなものもあります。
給与や福利厚生などの待遇面が少しぐらい良くなくても、折角入った会社を簡単に退職することは少ないと思いますが、職場の人間関係がうまくいっていないと、仕事を続けるのは難しいかもしれません。
会社にいれば、一人で仕事をするというわけではありませんから、上司や同僚など職場の人たちだけでなく、お客様とも上手く人間関係を構築しなければなりません。
当たり前ですが、社会には、年齢も考え方も性別も違う、様々な人たちがいます。
例えば、飲み会などで、会社の人の悪口が出たとしましょう。
そのときに、一緒になって悪口に便乗してしまえば、間接的に伝わってしまうかもしれませんし、自分も裏で言われることになるかもしれません。
誰かのことを否定するのではなく、肯定したいものです。
とっても難しいことではありますけどね。
信頼関係を築くには、時間がかかるので、仕事をしていく中で、焦らずに、ゆっくりと周りの人たちとの距離を縮めていきたいものです。
一年ぐらい経てば、自然と仲間意識も芽生え、お互いに認め合える存在になれるのではないでしょうか。
全ての人から良く思われようとして頑張ってしまうと、ストレスが溜まってしまいますので、仕事にまじめに誠実に取り組んで、周りの人からの評価はあまり気にしないようにしたいものです。
余計な考え
先週の話。
仕事でミスをしてしまい、ひどく落ち込んだ。
「落ち込むことはないよ!みんな最初に通る道だから、ミスとは誰も思わないよ!」と励ましてもらったが、こんなに気を遣わせてしまい申し訳なさいっぱいで、ミスの分にプラスして余計に落ち込んだ。
元々のゴールの意識が高いから、全然ミスではないよ、とも言っていただいたが、それでもミスなのだ。
でもそうやって落ち込んでいることに対して、面倒だから持ち上げておけ!と本当は思われてるんじゃないのかなぁと、さらに深い暗黒へと気持ちが落ちていった。
私はネガティブな人が嫌いで、落ち込んでいるあなたが面倒だ!と面と向かって言ってしまいそうなのをぐっとこらえている。
いざ逆の立場になってみると、こんなに辛いのかと痛感した。
落ち込んでませんよ!と明るく振る舞うのも反省していないみたいだし、反省してるけど次頑張ります!という風に振る舞わなくちゃと、ポーズだけ考えている自分にも気がついて自己嫌悪。
でも案外、他の人は気にしていない。
自分も、他人がミスをしてもフォローにまわればそのことに頭が切り替わるし、いちいち誰がどうミスしたとずっと根に持つことはない。
なのに、自分が当事者となってしまうと、「こんな風に思ってるなじゃないか」と余計な考えがむくむくと出てきてしまいます。
そのせいで、立ち直るのが遅くなり、さらなるミスへと繋がる…。
負のスパイラルとはまさにこのこと。
周りの人がこう思ってるんじゃないかというのは杞憂であり、想像するだけムダなのである。
そういう答えに行き着いてからようやく立ち直った先週でした。