英語を使った仕事へ就きたい人へ
私は海外の4年制大学を卒業して、日本に帰国しました。
英語を使った仕事に就きたかったのですが、総合商社で海外営業の職に就くことが出来ました。
英語を使った仕事に就きたいと思う方のほとんどが、英会話講師や翻訳、通訳を思い浮かべると思います。
英会話講師に関しては、敷居は割りと低めだと思いますが、その分、生活はかなり厳しいかと思います。
もしも男性ならば、一家の大黒柱として定年まで英会話講師として働いていくには、かなり難しく、奥さんと二馬力でやるしかないのではないでしょうか。
第一に、講師だけに専念出来る場合は少なく、通常は、生徒の勧誘やスクール運営など営業的なことも多く任されます。
公務員として、学校の英語教諭になれば、勿論待遇は全く異なります。
しかしながら、英語が好きで得意なだけではなく、教員免許が必要となります。
翻訳や通訳の仕事は、とてもハードです。
まず、競争がとても激しい世界ですし、トップレベルのとても大きな仕事を任される人たちというのは一握りです。
下積み時代はほとんど無給ですし、一人前のお金を頂けるようになるまでには長い年月が必要となります。
そう考えると、英語だけで食べていくのはとても大変なことが分かります。
私は、あまりおすすめしません。
私も、早い段階で、英語は第2の武器でなければならないと気づいたのです。
何か自分に特別な技能があり、それに加えて英語力があれば、これは大きな大きな武器となります。
例えば、私の大学では、留学生には会計学科が人気でした。
米国公認会計士の資格を取得する人も多くいました。
あとは、経済学部や商学部など、ビジネス系や、理系も人気でした。
通常の技術や知識に加えて、英語がTOEIC900点以上ならば、もう完全に市場では付加価値が付いて、引く手あまたではないでしょうか。
転職も有利になりますし、お給料も増えます。
もしも学生のうちに、英語を使った仕事に就きたいと思うのであれば、是非英語を使って何か専門分野を学んでほしいですね。