大人になってからの友達付き合い

よく、大人になると友人が減ると言いますが、その通りだと身をもって感じています。
大人になると、学生時代からの友達は、皆ぞれぞれ環境や立場が変わってきます。
学生時代は、毎日学校で顔を合わせて、同じ学校で共に学びます。

部活も一緒だと休みの日も共に過ごしたりもしますよね。
私は学生時代はバレーボール部で、毎日厳しい練習に明け暮れ、一緒に頑張った仲間がいます。
しかしながら、結婚すると、家庭が優先になります。
これは当然のことですが、社会人になると各々の価値観が出来上がり、専業主婦になる友達もいれば、独身を貫きながら自分のやりたいことをやっている友達もいれば、仕事と家庭を上手に両立している友達もいます。
皆それぞれなのです。
そんな中で、昔のように仲良くするのはとても難しい話で、結婚して子供が出来た友達のことは簡単には呼び出せないし、連絡もためらってしまいます。
自分自身が仕事や私生活で悩んで、誰かに相談したいときにも、いったい誰に相談すればいいのか分からず、私って全然友達がいないんじゃ、と更にへこんでしまったり。
それぞれ、自分の生活が中心になってくるので、友達にかまっていられないという部分もあるのかもしれませんが、なんだかとても寂しいです。
学生の頃は毎日一緒にいて、どんなことも話せた仲なのに。
私も結婚していますが、旦那中心の生活よりも、友達と会って話したり、自分のやりたいことをやったりしたいですが、いかんせん友達が減ったのでそういったこともできず。
みんなそんなものなのでしょうか。
割り切って生きていくべきなのですかね。

人生の中で友達って呼べる人

人生の中で友達って呼べる人はどれくらいいますか?
学生のころは友達ってわかりやすくて簡単でした。

一緒にご飯を食べたり、カラオケに行ったり恋愛相談したり家族のこととか何でも話せる、もっと明確なものだった気がします。
それが社会に出ると、もちろん学生からの友達は友達のままですが、会社の先輩、同僚とか、習い事で同じ教室の人とか輪が広がってきますが、
ただ、その人たちが友達かといえば別で、何か友達ってうまく言えるような存在ではない気がしてしまうんです。

会社の上司や後輩・先輩の相談は同僚にはするけど、恋愛相談は遠慮してしまったり。
たわいもない話は出来るけど、込み入った相談は躊躇してしまい、出来なかったり。
それは大人になってからの知り合いだからなんでしょうか?
それとも、自分がこの人は友達ではない、という線引きを勝手にして深く話をすることを勝手にためらってるからなんでしょうか?
自分という存在を否定されるのを怖がって、本当の相談、つまり自分の本当に悩んでいる嫌な人間的な部分をだすのをためらってしまうからなんでしょうか。私の場合そんな気がします。

自分のプライドを否定されたくないし、こんな人と付き合っててかわいそうな女、とか思われたくないんですよね。きっと。
けどドラマとかで、30代の女性が友達と一緒に住んだり、バーで毎回話したりするのを見ると、すっごいうらやましいと思ってしまいます。
現実も、自分次第、なのかもしれないですね。
今度同僚に会うときは、深く恋愛相談してみようかと思います。

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