気分の抑揚が激しい私の週末
月曜日から金曜日まで頑張る私は、金曜の夜すごく幸せな気分になってしまいます。
仕事を終え、友達に連絡をすると、待っていましたと言う感じで一緒に飲み歩きに行きます。
一回仕事場から家に帰り、化粧直しと着替えを済ませ、戦闘準備ばっちりといった感じになります。
そんな友人と私は行きつけのお店でお酒を楽しみ、その場にいたお客さん達と一緒に盛り上がることが多いです。
もちろん、男女関係なくワイワイ盛り上がり、友達の輪がどんどん広がっていきます。
その飲み友達と結婚した女友達もいるほどです。
月曜から金曜までがウソだったかのように、すごくその場が楽しくて、毎週唯一楽しみにしているものです。
そんなことをしているから結婚が遅れるんだよ、と言われたこともありますが、この楽しさを知ったらなかなか抜け出せそうにもありません。
むしろまだこんな風に遊びたい自分がいるなら結婚は到底無理な話だと自分で思ってしまうほどです。
でも、こんな至福の時はなかなか続きません。
みんなで解散した後に自宅に帰ると、一人暮らしの私の家は真っ暗で酔いつぶれている私をベッドまで運んでくれる人なんて一人もいません。
「玄関で寝てしまっては風邪をひくよ?」と優しく布団をかけてくれる人もいません。
自分があえてその道を選んでいるって言うのは分かっているのですが、最近は少し寂しい気分にもなってしまいます。
そして、一番がっかり来るのが次の日の朝です。
メイクしたまま寝てしまった少し老け始めた私の顔は悲しいほどに汚れています。
この姿は親にだけは見られたくありません。
朝に目がさめればいいのですが、昼過ぎ、夕方に目が覚めるともうそれはすごく悲しくなります。
そんな風に思い始めた自分は今が婚期なのかもしれません。
でも、金曜の夜になってしまうとその気持ちが忘れてしまう学習能力のない私です。