誕生日プレゼント

友人Jちゃんの誕生日が近いので、Jちゃんに何か欲しいものはあるか尋ねてみました。
Jちゃんは何をかくそうアイドルオタクで、とある有名グループの追っかけをしているのですが、そのメンバーの一人がちょっと前に出したエッセイ本が欲しい、と言ってきました。
そんなもん自分で買えよ、とすこーーーしだけ心の中で思いましたが、せっかくの本人の希望ですから、叶えないわけにはいきません。

近所の本屋さんで探してみたのですが、なかなかマニアなものらしく、置いていませんでした。
うすうす予想はしていたので、今度はネットで探してみました。
いくつかヒットしたのですが、プレミアがついているのかどれもこれも割高です。
ややこしいものリクエストしやがって、とはかけらも思わず、割高でもしょうがないかと思ってポチリとクリックしちゃいました。
数日後、届いたエッセイ本を綺麗にラッピングして、メッセージカードも添えてJちゃんに渡したのですが・・・。
包みを開けたJちゃんの第一声は「これ、こないだ買っちゃったよ！もらえるんだったら買わなきゃよかった～」。
・・・もう、怒りを通り越して仏の心になりました。
「観賞用にするね！ありがとう！！」なんて満面の笑みで言われたもんなら、「喜んでもらえて良かったです、ハイ」とにこやかに返すしかありませんでした。
Jちゃんはもともと天然というか、何の悪気もなく「えっ！？」ていうことをしちゃう子です。
それはわかっていたけれど、さすがに今回はぐうの音も出ませんでした。
基本的にいい子だから友達でいるけれど、大丈夫か！？と思ってしまうエピソードが多数あります。
そのエッセイ本は写真も多くてファンなら絶対楽しめる一冊！とのこと。
私があげた方は観賞用として本棚に飾ってあるそうです。
ま、喜んでもらえたなら良しとします・・・。