新しいジャンルの本に挑戦

小説を読むことが好きな私ですが、先日初めてエッセイ本を読みました。
ジャンルにはあまりこだわらず何でも読みますが、どうもエッセイだけはなんとなく読む気にならなかったんですよね。
最近、たまたま親しい友人に借りる機会があったので、読んでみました。

それは割と有名な作家さんのエッセイでした。
本当に何気ない日常やエピソードを描いた作品でしたが、これがなかなか興味深いものでした。
すっかりはまってしまい、一気に最後まで読んでしまいました。
エッセイの良いところは、通勤途中やちょっと時間ができた時に気軽に読めるということだと思います。
私、小説だとどうしてもそれができないんです。
じっくり腰を据えて集中して読まないと、中身が頭の中に入ってこないんです。
その点エッセイだと、どこから読んでもすーっと頭の中に入ってきます。
頭を使わずに読めるので、小説を読む時よりも肩の力を抜いて読めるのです。
誰かの思考や日常に触れることが、こんなに興味深いものだとは思いませんでした。
また、その作家さんの書いているエピソードに共感できると、何となく嬉しくなるのです。
こんな風に考えている人が私以外にもいたんだな、という感じで。
現実世界では知り合いでもなんでもない作家さんが、急に身近に感じられるから不思議なものです。
今まで本屋さんに行ってもエッセイは素通りしてきた私ですが、今度行ったら面白いエッセイを探してみようと、今からワクワクしています。
常々思っていましたが、新しい本を探す時って、どうしてあんなにワクワクするのでしょう。
本を通して、新たな世界との出会いを求めているのかもしれませんね。

ホリデーは読書デー

読書が好きで特に推理小説が好きです。アニメもコナンや金田一少年などの推理ものが好きです。
よくよく考えるとありえない事件が多いけど現実離れしてる感じも結構好き。

推理小説はトリックを使ったり意外な人が犯人だったりと結構面白くて後半になるにつれてもっと面白くなり最後はいっきに読んで寝不足になる人もたくさんいると思う。
それに、探偵になったつもりで自分の中でいろんな推理をしてみたりする。ミステリーのスリルがとてもわくわくする。

推理小説だけじゃなく恋愛小説も感情移入してしまう。
きゅんとしてみたり悲しくて泣いてみたり、まるで自分が恋愛してるような気分になる。
読書の面白さは感情移入できること以外にもたくさんある。自分が言葉で言い表せない言葉を小説家は文字で表してくれる。

そして心に響く言葉もある。私が一番心に響いた文章は「人は、過去を後悔し未来を心配して一番大切な今を見ていない」って文章です。
確かにそうだと思い自分の考え方が少し違ってきた。

人の心を動かすような言葉を生み出す小説家は凄いと思う。おもしろさや感動だけではなくて、例えフィクションの世界の話であってもいろんな人がいることを教えてくれる。現実逃避みたいなものかもしれない。

読書をしない人は、一度活字生活に興味を持って欲しい。
最初から難し本ではなく短編集などから読むと結構読みやすいと思います。
本の背表紙にかいてあるあらすじを読んで興味が湧いた本を買えばいいそれだけです。

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