初めての絵画購入

もう何年も前のことになりますが、美術品を販売する会社に勤めていたことがあります。
絵や骨董品を販売する営業の仕事でした。
芸術の方面には全然詳しくなかったので、取り扱っている画家さんのことは入社してから勉強しました。

普段は画廊で働き、時々展示会などがあるとそちらに出張して営業を行っていました。
詳しくはなかったものの、不思議なもので毎日毎日絵や骨董品を見ていると興味が湧いてくるようになりました。
休みの日には画廊を巡ったり展示会に行ったりするようにまでなったのです。
そして、ある日観賞用に絵画を購入してしまいました。
自分が勤めている画廊では扱っていない画家さんの版画で、ひとめぼれでした。
絵画には値段はあってないようなものと思っていたので、ぎりぎりまで値引き交渉して、納得のいく値段を提示されたので購入を決めたわけです。
正直、普通若い女性がローンを組んでまで買うものではないと思います。
今考えると、毎日毎日絵を見ているうちに知らないうちに購買意欲が高まってしまったのかもしれません。
画廊に勤めたりしなければ買っていなかったことと思います。
高い買い物でしたが、特に後悔はしていません。
絵ってあってもなくてもいいものですが、気に入って買ったものですし、目に入れば心が休まります。
結局遠方への引っ越しを機に画廊は退職してしまいましたが、良い経験だったと思います。
画廊で働いたことで、芸術への興味も高まりました。
今は画廊や展示会巡りなどはしていませんが、そのうち暇を見つけて行ってみようかな、と思っています。

小豆島の瀬戸内国際芸術祭

4月に瀬戸内国際芸術祭があり、小豆島にいきました。
島のあちこちにアート作品があり、いろいろなところを回りました。
リーゼントオリーブくんのような見て楽しむものもあれば迷路の家などの体験できるものもあり、とても楽しかったです。

いろいろなところにいくことで島の中には海と山の自然に溢れる様々な表情があることがわかりました。
回ってみてとても気持ちのいい島だと思いました。
地元の人たちもとても優しくて地図を広げて左右を見ていた私に「どこいきたいの?」と声をかけてくれ、都会にはない人の温かさを感じました。
パスポートを買ったのでまた夏にもいきたいと思います。

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