幼いころから苦手なクロールの特訓
クロールってとても難しい泳法だと思います。
手と足の動きがまず違うのです。
さらに、息継ぎもしなくてはいけません。
早く言えば、私は泳ぐのが大の苦手で夏の体育の時間は非常に憂鬱になってしまいます。
まず、水に浮くこと自体が苦手な私。
力を抜いて仰向けになって~ほら身体が浮かんできたよ~なんて言われても、自分の身体が水に浮いているんなんて思ってことがありません。
もう心の中は緊張で、耳や鼻に水が入って不快な思いをしたくない…それしか頭に浮かんできません。
体よりも恐怖が浮かぶ私。
クロールをどうしても泳げるように克服したくて、私は近所にあるスイミングに行き始めたのですが、これがなかなか難しい。
特に子どもよりも大人になった今の私は、もう新しいことを身体に覚えさせるなんて本当に無理難題なのかもしれません。
バタ足をまず練習したのですが、それだけで足はつっちゃいそうです。
さらに手の動きを確認したのですが、肩のあたりがポキポキと音がして、関節が不気味な音を鳴らしています。
そして、息継ぎなしで初め練習してみたのですが、やはり手と足のタイミングがおかしい私。
さらに、この後息継ぎの過程も残っているんだと思うと、スイミングに行こうとした自分の愚かさに後悔してしまいます。
我が実力を知らず…恥と思え…と心に念じました。
それでももう入ってしまったからにはどうにかやっていかなくてはいけません。
コーチの声がしっかり耳に入り、足を気をつけようと思うと、手がおかしくなり、手を気をつけようと思うと足がおかしくなるばかり。
まだまだ私のクロール克服は遠い先の様です。
大人になってから、子どもの時にできなかったものを克服するのは大変だとしみじみ感じます。